武功山
江西省中西部、羅霄山脈の北段にそびえる名山で、主峰の白鶴峰は標高 1918 m です。標高 1600 m 付近から山頂にかけては中国でも屈指の高山草甸(草原)が広がり、風に揺れる草原の稜線が雲海の上に浮かぶ光景から「雲上の草原」と称されています。山域は武功山国家級風景名勝区に指定され、登山道は石段と木道が中心で、山麓と山頂の間には滝や渓流が連なっています。古くから道教・仏教の修行地として栄え、葛洪がこの山で丹を練ったという伝説や、山頂に築かれた祭壇など多くの宗教遺跡が残り、明の旅行家・徐霞客もその景観を書き残しました。近年は金頂の日の出や星空、秋の草紅葉を目当てに省内外からハイカーが集まる人気の縦走コースとなり、山麓には温泉やキャンプ場も整えられています。山頂の金頂には葛洪の祭壇や古い道観が残り、雲海・日の出・草紅葉は「武功山三絶」と称されています。山域の気温は平地より 5〜8 ℃ 低く、夏は涼を求める避暑客でにぎわいます。
- 所在地域
- 中国 · 江西省
- モデル面積
- 約 120 km²